フードスペシャリストの資格認定試験

フードスペシャリストの資格認定試験


フードスペシャリストの資格は、毎年12月に行われる資格認定試験に合格することが必須条件ですが、受験には、指定された養成施設での必修科目の単位をきちんと収める必要があります。

大学や短期大学での学習を盛り込んでいたり、資格認定試験に合格してもフードスペシャリストの資格自体は卒業時に交付されたりする点から、食関係の資格の中でも、取得の難しいもののうちに入ります。

資格の取得には、食の総合的で体系的な知識や技術を身につけている必要があります。野菜不足、メタボリックシンドローム、高血圧などの生活習慣病など、現代社会問題にまで発展しているものの陰にも、食の問題が横たわっています。

一般的によく知られている食関係の資格、例えば栄養士や調理師免許などと違う点は、美味しく、楽しめる料理を基本に、消費者を意識した幅広い活動を行うことです。

製造、流通、小売、外食産業や食品産業にも、この資格の需要があるのです。フードスペシャリストの資格認定試験は、日本フードスペシャリスト協会が行っています。

受験には、日本フードスペシャリスト協会が正会員と認定する170の大学や短期大学のうち、どこかの学生である必要があります。さらに、所属する学科も、養成機関として認定されている必要があり、フードスペシャリストの資格認定試験の受験資格を満たすには、そこで計21単位分の必修科目を収めなければいけません。

フードスペシャリストの資格認定試験に求められている科目は、フードスペシャリスト論、食品の官能評価・識別論、食物学に関する科目、食品の安全に関する科目、調理学に関する科目、栄養と健康に関する科目、食品流通・消費に関する科目、フードコーディネート論の8つで、フードスペシャリストがどれだけ幅広い知識を扱う必要があるかを物語っています。

この科目は、どのような学科に所属していても、フードスペシャリストを目指すのであれば、共通に単位を収めなくてはいけません。フードスペシャリストの資格認定試験は、必須科目の内容をテストする内容となっていて、それぞれ養成機関を設置している大学や短期大学に委託されているので、所属する大学で受けることができるはずです。

試験内容はそれぞれ8科目から、全て5択問題の55問が出題され、100分で解答します。日程は毎年12月の第3日曜日で、最終年次に属する学生、および3年次の学費を払い終わり単位修得も認められた学生しか受験することができません。

合格者は年々増加しており、現在では5000人以上が合格しています。合格率でいうなら毎年平均して80%以上と高いのですが、やはり大学で単位を収めなくてはいけないという受験条件が大きいからでしょう。

この資格と名称は、まだまだ世間一般に普及していないところがありますが、食の安全が騒がれた昨今、これからますます人々の注意を引きつけるものであることに間違いないでしょう。

フードスペシャリストの活躍は、これからの将来性に欠けて期待が大きいので、調理に興味があったり、飲食産業などの業界で働きたいという人は、後から安易に取りなおすことのできない資格でもあるので、フードスペシャリストの資格認定試験を受けておけばよいのではないでしょうか。

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